TOP ・ 情シスジャーナル ・ ITサポートのアウトソーシングとは?外注のメリットや選び方を解説
更新日:2024.04.24
ヘルプデスク

ITサポートのアウトソーシングとは?外注のメリットや選び方を解説

「ITに詳しい人が退職してしまい、頼れる人材がいなくなってしまった」
「ITサポートの業務に追われて、本来注力すべきコア業務に集中できない」
「社内にITに詳しい人材がいないので、知見のある人材のサポートが欲しい」

ITサポートは、社内からの問い合わせ対応やIT環境の管理を通じて、会社の業務を支える重要な役割を担っています。しかし、昨今のIT人材の不足により、ITサポートを社内で担当できる人材を確保することが難しい企業は少なくありません。

そこでおすすめなのが、ITサポート業務のアウトソーシングです。専門の企業にITサポート業務を委託することで、社内のリソースの節約、迅速な問題解決など、様々なメリットがあります。

この記事では、ITサポートのアウトソーシングについて、外注できる具体的な範囲や活用メリット、アウトソーシング会社の選び方などを詳細にまとめました。後半ではおすすめのアウトソーシング会社もピックアップして紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

\情シスの引き継ぎにお困りの方必見 !資料ダウンロードはこちらから/

ITサポートとは

ITサポートは、ITに関わる業務を幅広く支援する業務です。パソコンのトラブル対応をはじめ、システム管理、セキュリティ対策、キッティングなどを担当します。さらに、業務システム・ネットワークの保守、マニュアル作成など、より広範囲を担当する場合もあります。

中小企業では、情報システム部門の担当者がITサポートを兼任するのが一般的です。しかし情シス部門は、ほかにも様々な業務を抱えているため、ITサポート業務は大きな負担となっています。

そのため、多くの企業では情シス部門が業務過多にならないように、業務効率化や外注といった対策を実施しています。

外注できるITサポート業務

外注できるサポート業務

ITサポート業務の多くは、アウトソーシング会社に任せることができます。ここでは、代表的な業務3つを解説します。

  • ヘルプデスク・トラブルシューティング
  • セキュリティ対策
  • キッティング

ヘルプデスク・トラブルシューティング

ヘルプデスクはIT関連の問い合わせに対応し、問題解決を支援する業務です。主にパソコンやシステムの操作方法に関する質問への回答、パソコンが動かないなどのトラブルシューティングに対応します。ヘルプデスクでは対応できない専門性の高い問題は、専門の担当者やベンダーにエスカレーションして解決を図ります。

中小企業では、情報システム部門がヘルプデスクを兼任することが一般的です。しかし、問い合わせが多い時期は本来の業務に手が回らなくなることがあります。

ヘルプデスク業務を外注することで、情シス部門のリソースを節約し、本来の業務に注力することができます。

セキュリティ対策

会社の情報資産を守るためには、セキュリティ対策が不可欠です。必要な対策の例としては、以下のようなものがあげられます。

  • ファイアウォールの導入
  • ウイルス対策ソフトの導入
  • アクセス制御
  • データの暗号化
  • ポリシー設定

これらの対策が不十分な場合、データ漏洩や不正アクセスなどの重大なセキュリティ事故につながる可能性があります。そのため、セキュリティ対策には専門的な知識が必要です。

セキュリティ対策に精通した人材がいない場合は、外部の知見を活用するなどの施策が必要となるでしょう。

キッティング

キッティングは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのIT機器を業務で利用できるようにセットアップする作業です。具体的には、機器の手配、アプリのインストール、セキュリティソフトの導入、機器の設定などを実施します。

キッティング作業は時間がかかる上に、正確なIT資産管理も求められるので、自社のリソースを圧迫してしまいます。そのため、新入社員の入社時期などはキッティングが忙しくなり、本来の業務に手が回らなくなるかもしれません。

アウトソーシングを活用することで、専門のスタッフにキッティングを任せられます。人的リソースの節約だけでなく、正確なキッティングとIT資産管理が実現するでしょう。

ITサポートをアウトソーシング・外注する4つのメリット

ITサポートのアウトソーシングには様々なメリットがあります。代表的なメリットは以下の4つです。

  1. 問題を素早く解決できる
  2. コストを可視化できる
  3. 24時間365日対応してもらえる
  4. 業務改善、環境改善の提案を受けられる

これらのメリットを理解して、より効果的なアウトソーシングを実現しましょう。

1. 問題を素早く解決できる

専門的な知識を持つ外部のプロに任せることで、問題解決にかかる時間を短縮できます。

情シス部門がITサポートを兼務する場合、対応が後回しになることが少なくありません。また、社内にITに精通した人材がいないと、解決までに時間がかかったり、適切な解決策が見つからない可能性もあります。

アウトソーシングを活用することで、これらの課題を解消し、迅速な問題解決を実現できます。その結果、社員の生産性を維持し、ビジネスの継続性を高めることができるでしょう。

2. コストを可視化できる

ITサポートにかかるコストを明確に把握し、管理することができます。

社内でITサポートを行う場合、人件費や教育費用、ツール導入費用などが発生します、これらのコストは他の業務と混在していることが多く、正確な把握が難しいのが実情です。

また、業務が属人化してブラックボックスとなっている場合、どの業務にどれだけのリソースを割いているのか不明確になりがちです。

アウトソーシングを利用すれば、契約内容に基づいて明確にコストを把握できます。その結果、費用対効果の算出が容易になり、経営判断に活かせるようになります。

3. 24時間365日対応してもらえる

アウトソーシング会社によっては、24時間365日のサービス提供が可能です。これにより、勤務時間外や休日に発生した問題にも、迅速に対応してもらうことができます。

社内でITサポートをおこなう場合、深夜や休日の対応は難しいことがほとんどです。

アウトソーシングを活用すれば、問い合わせに対して常に迅速に対応できる体制を整えられます。深夜や休日にもITサポートが必要な職種であれば、時間を選ばずに利用できることは大きなメリットです。

4. 業務改善、環境改善の提案を受けられる

業務プロセスやIT環境改善の提案を受けられる点も大きなメリットです。

アウトソーシング会社には、多様な企業のITサポートを行ってきた経験とノウハウの蓄積があります。この知見を活かし、企業の業務効率化やIT環境の最適化に向けた的確なアドバイスを提供してくれます。

特に、ITサポートの専任者を置けない中小企業にとって、外部の専門家による改善提案は、業務の効率化や生産性向上に大きく寄与するでしょう。


ITサポート業務のアウトソーシングで情シス部門の負担を軽減!

「ITサポート業務に追われて、コア業務に専念できない」「担当者が退職してしまい、ITサポート業務に対応できる人材がいない」。このような方は、株式会社デジタルハックが提供する「IT顧問 情シス君」にお任せください。

「IT顧問 情シス君」は、企業のあらゆるIT化、デジタル化活動を促進するIT支援サービスです。IT戦略の立案、情報システム部門の立ち上げ、セキュリティ対策、ITサポートの拡充など、ITに関するどんな分野も幅広くカバーしています。

また、実際のご利用時間に応じて料金が変動するため、無駄なコストが発生しないのもメリットです。毎月の問い合わせ量が変動しがちなITサポート業務に最適な料金体系でご利用いただけます。

経験豊富なスタッフが課題を整理し、最適なソリューションを提供します。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。


ITサポートを外注できるアウトソーシング会社の選び方

ここからは、ITサポートのアウトソーシング会社の選び方について、着目すべき4つのポイントを解説します。

  • 対応可能な業務の範囲
  • 出張・常駐の対応可否
  • コストの妥当性
  • 情報セキュリティ対策

それぞれについて見てみましょう。

対応可能な業務の範囲

アウトソーシング会社が、自社のニーズを満たしているか確認しましょう。契約後に対応していない作業が判明した場合、その作業は自社で対応しなければなりません。このような事態を避けるために、事前確認は必須です。

会社の公式WEBサイトなどで、対応しているサービスを確認できます。ただし、サービスの詳細や具体的な内容までは書かれていないことがほとんどです。そのため、問い合わせやヒアリングの際に自社のニーズをしっかりと伝え、対応可否を直接確認することが大切です。

出張・常駐の対応可否

アウトソーシング会社の中には、電話やオンラインのみのサポートを提供している会社も少なくありません。出張や常駐によるサポートを希望する場合、以下の点について確認しましょう。

  • 出張や常駐の可否
  • 対応可能エリア
  • 出張・常駐する場合の料金

コストの妥当性

プランの内容に対して、提示価格が妥当かどうか見極めることが大切です。アウトソーシング会社によって費用は大きく異なるため、複数の会社の見積もりを比較検討することをおすすめします。

ただし、コストのみを重視するあまり、サービスの質を軽視してしまうのは避けるべきです。極端に価格が安い場合は、その理由を確認するようにしましょう。たとえば、サービスの対応範囲が限られている、利用可能時間が短い、といった理由が考えられます。

アウトソーシングの費用対効果を意識して、サービスの質とコストのバランスを見ながら検討してみてください。

情報セキュリティ対策

情報漏洩リスクを抑えるために、情報セキュリティ対策が十分なアウトソーシング会社を選ぶことも大切です。

アウトソーシング会社が自社のセキュリティ基準を満たしているか。しっかり確認しましょう。セキュリティポリシーやガイドラインの有無、個人情報や機密情報の取り扱いルールが適切に定められているか、などが判断基準となります。

加えて、「守秘義務契約(NDA)」の締結が可能な会社を選ぶことで、より安心してアウトソーシングサービスを利用できるでしょう。

ITサポートを外注できるアウトソーシング会社5選

ITサポートを外注できるアウトソーシング会社の中から、特におすすめのサービスを5つご紹介します。

  1. IT顧問 情シス君(株式会社デジタルハック)
  2. クラウドSE(株式会社Gizumo)
  3. ITトータルサポート(ギグワークスアドバリュー株式会社)
  4. テクバン(テクバン株式会社)
  5. シスクル(DXER株式会社)

それぞれの特徴や魅力について解説するので、ぜひ参考にしてください。

1. IT顧問 情シス君|株式会社デジタルハック

IT顧問 情シス君は、情報システムに関わる様々な分野を幅広くカバーしたIT支援サービスです。

ITサポートをはじめ、情報システム部門の業務全般をカバーしています。さらに、業務改善やIT体制の構築、内製化支援といった、専門的なノウハウが必要な分野にも対応。10,000件以上の課題を解決してきたノウハウをもとに、最適なソリューションを提供します。

稼働時間に応じた15分単位での明瞭な料金設定で、必要な分だけ業務の委託が可能です。ITサポートのように月の利用時間が予測しづらい業務でも、無駄のない最適な料金で利用できるのが大きな魅力です。

さらに、365日24時間対応可能で、経験豊富なスタッフがいつでも迅速に問題解決に当たります。

項目内容
サービス名IT顧問 情シス君
運営会社株式会社デジタルハック
設立年2020年12月
資本金171,910,000円(資本準備金含む)
本社住所東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス19F
ホームページhttps://johsyskun.com/

2. クラウドSE|株式会社Gizumo

出典:クラウドSE 公式サイト

クラウドSEは、サブスクリプション型のプランを提供するIT活用支援サービスです。

低コストで気軽に始められる点が大きな魅力。ITサポート(ヘルプデスクサポート)のみのベーシックプランであれば月々53,900円(税込)から依頼が可能です。また、オンライン対応だけでなく常駐型のサポートにも対応しています。

キッティングにも対応しており、1台から依頼可能。1台2,728円(税込)から受け付けています。

常駐や出張対応を希望する方、小さく始めたいと考えている方におすすめのサービスです。

項目内容
サービス名クラウドSE
運営会社株式会社Gizumo
設立年2015年5月15日
資本金22,500,000円
本社住所東京都渋谷区渋谷3-11-11 IVYイーストビル9F
ホームページhttps://cloud-se.com/

3. ITトータルサポート|ギグワークスアドバリュー株式会社

出典:ITトータルサポート 公式サイト

ITトータルサポートは、ギグワークスアドバリュー株式会社が提供するサポートサービスです。

このサービスの特徴は、最低月額500円、年額5000円という手ごろさ。サポート回数の上限がないため、予想外の料金が発生しない点も魅力です。

サポートは主に電話、チャットで実施されます。電話、チャットで解決が難しい場合は、パソコンのリモート操作や、現地への訪問対応で解決を図ります。

コストを抑えて、小さく始めたいという方におすすめのサービスです。

ヘルプデスク料金プラン(例)

依頼内容の例ユーザー1人あたり費用(税込)※月間ユーザー1人あたり費用(税込)※年間年間システム利用料(税込)
電話のみ550円5,500円無料
電話+チャット110,000円
電話+リモートサポート275,000円
電話+チャット+リモートサポート385,000円

4. テクバン|テクバン株式会社

出典:テクバン 公式サイト

テクバンは、IT推進と情シス支援の総合サービスを提供しているアウトソーシング会社です。顧客の業務状況を細かく分析し、最適な提案ができる点が魅力です。

定期的な打ち合わせによる共有情報をもとに、設定されたサービスメニューやサービスレベル、目標値などを分析します。

初期費用は600,000円から、月額費用は50,000円から依頼可能です。自社に合った最適な形でアウトソーシングを利用したい方におすすめです。

項目内容
サービス名テクバン
運営会社テクバン株式会社
設立年1996年2月29日
資本金100,000,000円
本社住所東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー4F
ホームページhttps://biz.techvan.co.jp/tech-is/helpdesk-bpo/

5. シスクル|DXER株式会社

出典:シスクル 公式サイト

シスクルは、情シスの悩みをSlack(チャットツール)で解決してくれるサービスです。ITサポート業務のほか、デバイスの発注や在庫管理、梱包配送、名刺発注など、幅広い業務に対応しています。

利用可能時間に応じたプランが用意されており、一番利用可能の少ない月額20時間のプランでは、月々151,800円となっています。(従業員30名未満規模の会社の場合)。15分ごとに1チケットを使用する仕組みで、稼働時間に応じたプランで利用できます。

チャットベースでの素早い対応が必要な企業や、定常業務をすべて任せたい場合におすすめのサービスです。

項目内容
サービス名シスクル
運営会社DXER株式会社
設立年2020年5月28日
資本金76,000,000円
本社住所東京都中央区東日本橋3-9-2 3F
ホームページhttps://syskul.com/

ITサポートのアウトソーシングはIT顧問 情シス君におまかせ

この記事では、ITサポートのアウトソーシングについて、依頼可能な業務やアウトソーシングするメリットを紹介しました。煩雑になりがちなITサポート業務は、情報システム部門を悩ませる業務の1つです。アウトソーシングを活用することで、情報システム部門の負担を軽減し、本来の業務に注力できるようになります。

アウトソーシング会社によって業務範囲は異なるため、自社のニーズにあった会社を選ぶことが重要です。依頼する業務内容が決まっていない場合や、将来的に変更される可能性がある場合は、情シス業務全般に対応した会社がおすすめです。ニーズの変化に応じて、柔軟にサービス内容を変更してもらえます。

「IT顧問 情シス君」は、情報システム業務全般をカバーしているアウトソーシングサービスです。ITサポートはもちろん、業務効率化やIT体制改善、業務の属人化脱却支援のような、企業課題解決支援も実施しています。

365日24時間、経験豊富なスタッフがいつでも迅速に問題解決に当たります。課題やお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。詳細なヒアリングと調査を通して、最適なソリューションを提供いたします。

関連記事