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更新日:2024.05.27
情報セキュリティ

情報セキュリティのアウトソーシングとは?委託するメリットを解説

「十分にセキュリティ対策ができていない」
「セキュリティ対策を任せられる人材がいない」
「人手が足りなくて、セキュリティ対策にまで手が回らない」

このように悩む企業は少なくありません。企業の情報資産を守るには、情報セキュリティ対策が必須です。しかし、多くの企業ではIT人材が慢性的に不足しており、十分なセキュリティ対策が打てていません。

そのような問題の解決に効果的なのが、情報セキュリティのアウトソーシングです。アウトソーシングを利用することで、専門家による万全なセキュリティ対策が受けられます。

この記事では、情報セキュリティのアウトソーシングについて解説します。情報セキュリティ対策を外部に委託するメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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情報セキュリティとは

情報セキュリティとは、企業や組織が持つ大切な情報資産を、外部への漏洩や不正アクセス、データの改ざんなどの脅威から守ることです。情報資産とは、企業にとって価値のある情報全般のことを指します。例えば、以下のようなものが情報資産に該当します。

  • 顧客情報
  • 販売情報
  • 顧客情報や販売情報を記載したファイル・電子メール
  • データが保存されているパソコン・サーバー
  • USBメモリ、SDカードなどの記録媒体
  • 紙の資料

これらの情報資産が外部に漏れたり、悪用されたりすると、企業は大きな損害を受けます。そのため、情報資産を守るための情報セキュリティ対策が必要不可欠なのです。

情報セキュリティにおける3つの要素とは?

情報セキュリティにおける3つの要素とは?

情報セキュリティを考える上で、重要な3つの要素があります。それは、機密性(Confidentiality)、完全性(Integrity)、可用性(Availability)です。これらの頭文字をとって、CIAとも呼ばれています。

以下の表は、これらの3つの要素について、その目的と対策例を簡単にまとめたものです。

要素名目的対策例
機密性許可された者だけが情報にアクセスできるようにするアクセス権の設定、暗号化など
完全性情報を改ざん、破壊されないようにするデータの改ざん防止、不正行為の検出など
可用性許可された者が必要なときにいつでも情報にアクセスできるようにするシステムのバックアップ、災害復旧計画など

情報資産を脅かす脅威は、機密情報の漏洩や不正アクセス、データ改ざん、サービス停止など多岐にわたります。これらを防ぐためには、機密性・完全性・可用性の3要素を考慮した情報セキュリティ対策が欠かせません。

情報セキュリティ対策が必要な理由

情報セキュリティ対策が必要な理由は、下記の3点です。

  • 企業の重要な情報を守るため
  • 情報セキュリティ事故リスクを最小限に抑えるため
  • 多様な働き方を実現するため

それぞれの理由を詳しく解説します。

企業の重要な情報を守るため

企業の機密情報を守るために、情報セキュリティ対策は欠かせません。企業には、売上データ、顧客の個人情報、開発中の製品情報、研究資料など、多くの機密情報があります。これらの情報は、企業の競争力の源泉であると同時に、悪意を持った者から狙われるリスクが高い情報資産でもあります。

もし、これらの機密情報が外部に漏洩したり、不正に利用されたりすれば、企業は深刻な被害を受ける可能性があります。

例えば、顧客情報が流出すれば、その情報を悪用した詐欺行為などに利用され、企業の信用が失墜するかもしれません。また、製品情報や研究資料が漏れれば、競合他社に不当に利用され、企業の競争優位性が損なわれる恐れがあります。

企業は自社の情報資産を守るために、社外からの攻撃と社内の不適切な情報管理の両面に対応した、総合的な情報セキュリティ対策を実施する必要があります。

情報セキュリティ事故リスクを最小限に抑えるため

情報セキュリティ対策の徹底は、セキュリティ事故のリスクを最小限に抑えるために不可欠です。

もしセキュリティ事故が発生した場合、企業はサービスの一時停止などの対応を迫られ、早急な事故対処が必要になります。しかし、対処に時間がかかれば、顧客へのサービス提供に支障をきたし、企業イメージの低下を招く恐れがあります。

加えて、被害の規模によっては、賠償金の支払いや、業務停止処分などの厳しい処罰を受けるリスクも無視できません。

このような事態を避けるためにも、日頃から十分な情報セキュリティ対策を講じることが極めて重要です。

多様な働き方を実現するため

リモートワークやハイブリッドワークなど、多様な働き方を実現するためにも、情報セキュリティ対策は重要です。

昨今ではオフィスワークだけでなく、柔軟な働き方を実現している企業が増えています。こうした多様な働き方を実現するためには、情報セキュリティ対策が欠かせません。具体的には以下のような情報セキュリティ対策が求められています。

  • VPNの利用
  • セキュリティソフトの導入
  • 社用PCの導入
  • 従業員教育の実施

自社の業務形態に合わせたセキュリティ対策を講じることで、柔軟な働き方を実現しつつ、大切な情報資産を守ることができます。


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情報セキュリティ対策をアウトソーシングする3つのメリット

情報セキュリティ対策の重要性は理解しているものの、人手不足や知見の不足が理由で、十分な取り組みができない企業も少なくありません。そのような場合におすすめなのが、情報セキュリティ対策のアウトソーシングです。

アウトソーシングの利用には、3つのメリットがあります。

  1. 専門知識を持った人材にセキュリティ対策を任せられる
  2. 重要な業務に注力できる
  3. 属人化を解消できる

ここでは、情報セキュリティ対策をアウトソーシングするメリットを3つ紹介します。

1. 専門知識を持った人材にセキュリティ対策を任せられる

専門知識を持った人材が、自社に合った最適なセキュリティ対策を実施します。

情報セキュリティ対策を実施するには、セキュリティに精通した人材を確保しなければいけません。しかし、日本はセキュリティ対策に従事する人材不足が大きな課題となっています。

NRIセキュアテクノロジーズは、セキュリティ対策に従事する人材の充足状況の調査を実施しました。その結果、米国・シンガポールではの8割以上の企業がセキュリティ人材が充足していると回答したのに対し、日本企業は1割に満たないことがわかりました。

(出典:総務省|令和2年版 情報通信白書|セキュリティ対策の課題

情報セキュリティ対策では、多様化するサイバー攻撃に対応するために日々対策をアップデートする必要があります。迅速な対応を実現するために、セキュリティ対策に精通した専門家に依頼するのが効果的です。

2. 重要な業務に注力できる

セキュリティ対策の負担を軽減し、生産的な業務に専念できるようになります。

セキュリティ対策では、システム監視やログの分析などの多くの定型業務が発生します。これらの業務に人員を割くと、他の業務のリソースが圧迫される恐れがあります。

セキュリティ対策業務を外部に任せることで、担当者の負担軽減が可能です。また、空いたリソースを活用して、業務改善や新システムの導入、DX推進など、ほかの業務に注力できるようになります。

3. 属人化を解消できる

アウトソーシングは属人化の解消に効果的です。

ひとり情シスのような情シス担当者が少ない環境では、業務を共有する体制が整えられておらず、業務が属人化しやすくなります。業務が属人化した状態では、十分なセキュリティ対策が実施できない恐れがあります。

例えば、緊急時に担当者が不在で対応が遅れる、といった事態が考えられるでしょう。また、担当者の休職・退職でセキュリティ業務がブラックボックス化するリスクも無視できません。

そこでおすすめなのがアウトソーシングです。一部のアウトソーシング会社では、業務の手順やノウハウをドキュメント化し、属人化解消を支援しています。また、アウトソーシング先の専門家が業務を継続的に実施するため、社内の情シス担当者が変更になっても、業務の質を維持できます。

このような理由から、アウトソーシングは属人化を解消するのに効果的なのです。

アウトソーシング会社を選ぶポイント

情報セキュリティ業務を委託する際は、以下のポイントに注目してアウトソーシング会社を選びましょう

  • セキュリティレベル
  • 支援内容・サポート時間
  • サービス範囲
  • コンサルティング支援の有無
  • 実績、事例

それぞれのポイントを解説します。

セキュリティレベル

自社の重要な情報資産を預けることになるため、アウトソーシング会社を選ぶ際は、高いセキュリティレベルを維持しているかチェックしましょう。

判断の指標となるのが「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」です。ISMSの認証を取得している企業であれば、セキュリティに対する取り組みが適切と判断できます。

また、定期的なセキュリティ監査の実施状況や、アクセス制御や暗号化などの対策を講じているかもあわせて確認しておくとよいでしょう。

支援内容・サポート時間

セキュリティ対策のアウトソーシングを検討する際、支援内容とサポート時間は重要な選定ポイントです。自社のニーズに合ったサービスを提供してくれる会社を選ぶことが大切ですが、時には期待とのミスマッチが生じることがあります。

例えば、ある会社は最新のセキュリティソフトウェアを導入してくれますが、その運用や監視までは行わないという場合があります。また、対応可能な時間帯が限られているせいで、十分なサポートが得られなかったりするケースも考えられるでしょう。

このようなミスマッチを避けるためには、アウトソーシング会社の支援内容を詳細に確認し、自社の要件を満たしているか慎重に見極める必要があります。心配な点があれば、遠慮なく確認することが重要です。

サービス範囲

情報セキュリティ対策の効果を最大化したい場合は、幅広い領域をカバーしているアウトソーシング会社を選ぶことをおすすめします。セキュリティ対策以外の情シス業務をサポートしている会社であれば、より複合的な対策が可能になるからです。

例えば、ネットワーク構築とセキュリティ対策を一体的に行うことで、安全性の高いネットワークが実現できるでしょう。また、キッティングをあわせて依頼することで、自社のセキュリティ水準を満たしたセッティングが可能になります。

包括的なサービスを提供している会社を選ぶことで、自社の業務環境に最適化されたセキュリティ対策を実現できます。

コンサルティング支援の有無

アウトソーシング会社を選ぶ際には、コンサルティング支援の有無も確認しましょう。

コンサルティング支援を受けることで、より戦略的な視点からセキュリティ対策を実施できるようになります。セキュリティ対策やIT体制に精通したコンサルタントが、現在のセキュリティの評価や課題抽出、目標設定、対策立案などを実施してくれます。

自社のセキュリティ対策に不安がある、広い視野から全面的に見直しをしたいという場合は、コンサルティング支援を実施している会社を選ぶとよいでしょう。

実績、事例

アウトソーシング会社の実績、事例も重要な判断材料です。経験が豊富なアウトソーシング会社であれば、これまで蓄積してきたノウハウを活かし、十分なセキュリティ対策を実施できると期待できます。企業公式サイトなどから、これまでの実績を確認しましょう。

また、自社と近しい事業領域や企業規模での実績があるかも重要な指標です。公式サイトや資料に掲載された事例が参考になります。

情報セキュリティ対策に「IT顧問 情シス君」の支援が効果的な理由

情報セキュリティ対策の支援でおすすめなのが「IT顧問 情シス君」です。情シス君は情報システムに関するあらゆる業務に対応した、中小企業向けの支援サービスです。情報システムに関するあらゆる領域でサポートを実施。お客様の強固なセキュリティ環境の実現を支援します。

情シス君が情報セキュリティ対策に効果的な理由は以下の4つです。

  1. 幅広いセキュリティ対策支援
  2. 情シス業務全般に対応
  3. IT課題を解決するコンサルティング
  4. ドキュメント整備、内製化支援

それぞれの強みについて、1つずつ解説していきます。

1. 幅広いセキュリティ対策支援

情シス君は、ネットワークからデータ、ハードウェア・ソフトウェアに至るまで、様々な角度からセキュリティ対策を支援しています。

情シス君を運営する株式会社デジタルハックは、ISMS(ISO/IEC 27001:2022)認証を取得しています。そのため、国際基準に準拠した情報セキュリティマネジメントシステムの運用・改善にも対応可能です。具体的には、以下のような方法でセキュリティ対策を提供しています。

  • ネットワークの不正アクセス防止
  • 暗号化などを活用したデータの機密性確保
  • セキュリティルールの策定と適用
  • ハードウェア・ソフトウェアの監視・管理
  • Webサイトやアプリケーションのセキュリティ管理
  • 迅速なセキュリティインシデント対応
  • 24時間365体制のサポート体制

このような多角的なアプローチにより、情シス君は社内外の重要なデータを安全に管理できる体制を支援します。

2. 情シス業務全般に対応

情シスの大きな強みは、情報システムに関する業務全般をカバーしていることです。

情報セキュリティ対策は、多くの情報システム業務と密接に関連しています。例えば、しっかりとしたIT資産管理は、セキュリティ対策の土台となります。把握できていない機器やソフトウェアがあれば、脆弱性を突かれる可能性が高まるからです。

また、ヘルプデスクやインシデント対応も重要です。ユーザーからの問い合わせや報告を通じて、セキュリティインシデントの兆候を早期に発見し、迅速に対処できるようになります。

情シス君は、これらの関連業務もまとめてサポートすることで、セキュリティ対策をより効果的かつ効率的に実施できるのです。

3. IT課題を解決するコンサルティング

情シス君はIT課題を解決するコンサルティングサービスを提供しています。

効果的なセキュリティ対策を講じるためには、適切なIT体制が不可欠です。セキュリティポリシーの策定と運用、セキュリティ意識向上のための従業員教育、インシデント発生時の対応体制整備など、組織全体での取り組みが重要になります。

情シス君では、1000人以上の専門の人材が、様々な課題に対応できます。セキュリティ対策のほかにも、業務改善やDX推進など、IT関する課題に対して最適なソリューションを提供可能です。

4. ドキュメント整備、内製化支援

情報セキュリティ対策を内製化できるよう、関連ドキュメントの整備とノウハウの移転を行います。

組織内の情報やプロセスに関する文書を整理し、適切に管理・保管できるようにサポート。これらのドキュメント整備で得られた知見を活用し、自社でセキュリティ対策を実施できる体制づくりを支援します。

これにより、お客様は外部に依存することなく、自社の実情に即したセキュリティ対策を自走できるようになります。

情報セキュリティ対策に、アウトソーシングを活用しよう

この記事では、情報セキュリティの重要性や、情報セキュリティ対策をアウトソーシングするメリットについて解説しました。

情報セキュリティ対策をアウトソーシングすることで、セキュリティの専門家によるハイレベルな支援が受けられます。最新の動向に精通したプロフェッショナルが、セキュリティ対策を実施。企業の貴重な情報資産を保護します。

また、情報システム部門の業務をサポートしている会社に依頼することで、社内の情シス部門の負担を大幅に軽減できます。セキュリティ対策の運用・監視・改善といった業務を任せることで、空いたリソースを他の業務に注力できるようになるでしょう。

「IT顧問 情シス君」は、10,000件以上の業務実績があるIT支援サービスです。豊富な経験とノウハウを活かし、情報セキュリティ対策を実施します。また、24時間365日のサポート体制を構築していますので、トラブル発生に迅速に対応可能です。

情報セキュリティ対策のやり方に不安がある、情報セキュリティ対策をアウトソーシングしたいと考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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